きじなごの好きな小説10選
あやかし系小説大好きお化けです。
今回は、「きじなごが好きな小説10選」というテーマで記事を書こうと思います。
Twitterにあるハッシュタグの一つに、「#名刺代わりの小説10選」なるものがありますが、そんな感じです。あれ眺めるのすごい好きです。
好きな作品を語って、きじなごの人となりを知ってもらおうシリーズです。
他にも漫画、ゲーム、映画などいろんなジャンルで記事を書く予定です。
一つ一つの作品について熱く語りたい気持ちはありますが、今回の記事では簡潔に行きます。10作あるからね。
語りたい作品はまた別記事でガンガン語ろうと思います。
ぼぎわんが、来る / 澤村伊智
最近読んだ小説の中でぶっちぎりに面白かったです。
「得体のしれない何か」「人の心の隙間が生み出す闇」「個性豊かなキャラクター」……。
私のドツボにハマる要素盛りだくさんでした。
本好きの方曰く、この本はシリーズものなのですが「新作が出るたびに面白くなる」とのことだったので続きを早く読まねば……と考え中です。
ハーモニー / 伊藤計劃
SF作品と言えば私の中では星新一氏と伊藤計劃氏は外せません。
『ハーモニー』はディストピアな世界で生きる少女たちの話ですが、この作品の中に流れている無機質な空気感がたまらなく好きなんですよね。
大きな病院の中にいるような。
そして作品の中に書かれているコードの意味を知ったときの衝撃ったらなかったです。
屍鬼 / 小野不由美
PS2ゲーム『SIREN』とセットで知った、超大好きな小説です。
屍鬼と人の、それぞれの価値観と関係性、そして人間の闇の部分を見てつれ~気持ちになれるので大好きです。
それぞれのキャラクター視点の悲哀や決意に胸を締め付けられます。
常に「閉塞感」と「もの悲しさ」が漂う名作です。
失はれる物語 / 乙一
これは乙一氏の作品集ですね。
その中でも一番好きな話は『幸せは子猫のかたち』ですが、作品集トータルで好きだなと思うのはこの本ですね。
ほのぼのと切なさと悲しさが共存する話が大好きです。
絡新婦の理 / 京極夏彦
言わずと知れた京極夏彦氏の名作シリーズ『百鬼夜行シリーズ』。
私がその中でも一番好きなのが『絡新婦の理』です。
春と死の匂いがする雰囲気と、織作家の美しい女性たちの描写が大好きですね。
嗤う伊右衛門 / 京極夏彦
またしても京極作品。
この話、すげ~切ないんですよ。
岩と伊右衛門の二人の、すれ違いながらも確かにある愛情。
あ~~~~~!!!読み返したくなってきました。
きつねのはなし / 森見登美彦
ちょっと不思議で心に何かしらの感情が残る話が、私は好きです。
『きつねのはなし』もそういった話が詰まった短編作品集です。
なぜか「自分の指をなぞりながら独特の話をする先輩」の描写だけが頭に残ってます。
天使の囀り / 貴志祐介
ホラー系小説です。描写がかなりしんどいものがあるので読むときは注意!
結構古い作品なんですが、セミナーの人たちの人間性がリアルすぎて今でも通じるものがあると思います。
一度読んだら忘れられない作品です。
殺戮にいたる病 / 我孫子武丸
ホラー?ミステリー系です。これもグロいので注意。
私は一時期「物語のラストに仕掛けがある」作品を読み漁ってた時期がありました。
この作品もかなり前の小説ですが、読んだときは衝撃でしたね。
「お前か~~~い!!!」ってなります。
月の光 / 星新一
星新一のショートショートは小学生の時に出会い、以来ずっと大好きです。
お小遣いをもらったらまず星新一小説を買う、そんな子供でした。
年を取ると、好きな作品の傾向って変わりますよね。
当時は『きまぐれロボット』を鬼のように読んでいた気がします。
今は切なさが残る『月の光』が好きですね。
また読み返したいです。
おわりに
かなり簡単に、しかもほとんど自分語りメインの内容になりました。
なんかほとんどの作品は学生の時に読んだものということもあり、「好き」という気持ちは残ってるのに内容がどんなものだったか思い出せないという。
また余裕があるときに読み返して、感想を書きたいです。
では今回はこの辺で。おわり!!!